忍者ブログ
移転作業進行中。詳細はトップ記事「このブログについて」にて。
[24] [22] [21] [20] [17] [16] [15] [13] [12] [11] [9]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

らき☆すた。


こなたとかがみ。みゆき視点。
みゆきさんのキャラが掴めない。

+ + + + + + + + + +

高良みゆきですが、最近私のお友達がおかしいです。
その友達というのは、同じクラスの泉さんと、隣のクラスのかがみさんなのですが……。

その日も、私たちのクラスにかがみさんがいらっしゃいました。私たちの中でかがみさんだけが違うクラスなので、こうして休み時間にかがみさんがいらっしゃることは特に珍しいことではありません。
かがみさんはクラスに入るなり、泉さんの隣をキープしました。以前につかささんがそこに立っていたことがあるのですが、その際はかがみさんの、妹に向けるものとは思えない視線が終始突き刺さっていました。それ以来、そのスペースを空けることは私たちの中で暗黙の了解になっています。
「あれ、こなた、髪の毛がはねてるわよ」
いつもの通り取り止めの無い会話をしている最中、かがみさんが泉さんの頭を見てそう言いました。私やつかささんは気付かなかったのですが、よく見るといつもはねているものとは別に、小さくはねている髪の毛が確かにあります。
「え、ホントに? 全然気付かなかったよ」
「全く、一応女の子なんだからちゃんとしなさいよ」
かがみさんはそう言って、ポケットから小さなコームを取り出しました。そして椅子に座っている泉さんの後ろに立つと、そのまま髪の毛を梳きはじめます。
泉さんは気持ち良さそうに目を細め、かがみさんもどこか楽しそうです。こうして見ていると、仲の良い姉妹のようで微笑ましいですね。
「……これから朝髪の毛とかしてくるのやめようかなぁ」
大人しく髪を梳かれていた泉さんが、おもむろに口を開きました。私とつかささんは、泉さんの言葉の意味がわからずに顔を見合わせました。かがみさんも怪訝な表情を浮かべていますが、手は休めようとしません。
「だってそうすれば、毎日かがみんにこうやってとかしてもらえるじゃん?」
その言葉に、かがみさんはあからさまに顔を赤らめました。
かがみさんに身をゆだねながらそう言うこなたさんは実にかわいらしいです。泉さんに執心するかがみさんの気持ちもわかります。
「いやよ、めんどくさい」
しかし、かがみさんは泉さんに顔を見られてないのをいいことに、努めて冷静にそう返しました。なるほど、これが泉さんがよく言うツンデレというものでしょうか。泉さんの気持ちも少しわかるような気がします。
「そんな一瞬で却下しなくても……」
「そのくらい自分でやってきなさいよ。大体なんで私がそんなこと……」
かがみさんの顔は相変わらず赤いです。口とは裏腹に、まんざらでも無さそうな様子が伺えます。これはこれで微笑ましいです。
「むぅ……かがみに触られるの、きもちーから好きなんだもん」
……平和なやりとりの最中に飛び出した泉さんの言葉に、教室のどこかから飲み物を噴出す音が聞こえました。確かに取りようによっては、少し問題のあるセリフに聞こえます。
「な、何言ってるのよアンタは!」
「えー、ホントのことなのに……かがみんはイヤ?」
「そ、そりゃ……確かにこなたは柔らかいし、触ってる私も気持ちいいけど……」
「私は、かがみさえ良ければいつでも触って欲しいんだよ?」
「もう……そういうことを真顔で唐突に言うな」
二人は仄かに顔を赤らめながら、そんな会話を交わしました。教室の真ん中で。周りを見ると、赤い顔でさりげなく視線を向けているクラスメイトの姿がちらほら見られます。お気持ちはよくわかります。
つかささんだけがよくわからない笑顔を浮かべているのを見て、私も取り乱しかけた心を落ち着けました。さすがですつかささん。私もここは心を乱さずにフォローに回らなければなりません。
「で、でも、自分以外の人に髪の毛をとかされたりするのって確かに気持ち良いですよね!」
「あ、そうだよねー。私も美容院とか行くと気持ちいいから眠くなっちゃうんだー」
つかささんが私のフォローに乗ってくれました。彼女はただ話題に乗っただけなのでしょうが、ありがたいです。これで上手く軌道修正を……
「しかもそれが特別な人だったりすると気持ちよさも段違いなんだよねー」
「特別な人って、アンタそんなのいないでしょ」
「むー、鈍いなぁかがみんは……今すごく気持ち良いんだよ、私」
「……ばか」
……失敗しました。しかもさっきよりオーラがピンク色です。言い方は悪いですが、バカップルです。


仲が良いことは喜ばしいのですが、お二人とも、もう少し周囲に気を配られては……と思えて仕方のない今日この頃。
恋人同士のような、それでいてもどかしい甘い空気に中てられながら、やっぱり二人は仲良いねー、とほわほわした笑顔で言うつかささんに癒される日々は、お互いの気持ちがはっきりするまで続きそうです……。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
風遊
一言
割とどうしようもない。
カウント
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © Reだいれくと All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]